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Coke + iTunes キャンペーンの当選頻度解析

コカ・コーラについてくるシリアルナンバーでiTMSミュージックがプレゼントされるキャンペーン

その当選確率について検証しているのが下記のブログ「WEB in the morning」

WEB in the morning
http://webcross01.net/2007_08/03.html

コカコーラキャンペーン

ここで、どんなシステムなのかを勝手に分析してみました。

これで、当たる確立は高くなるかもしれません。

 まずは、彼の検証分析に対する信頼性の評価から見てみますと・・・

  1. 「毎日25,000曲プレゼント」というコピーから“毎日25,000件の当選がある”と仮定しているところ
    信頼性は低い。
    コカ・コーラ社と、Apple社の契約では、キャンペーン期間中に190万曲(*1)のダウンロード権をコカ・コーラ社がApple社から買い取っているという形式になっていると思われる。
    *1・・・キャンペーン期間76日×毎日25,000曲当選=1,900,000曲当選
    すなわち、キャッチコピーの「毎日25,000曲プレゼント」というのは、キャンペーン期間中の中で1日の平均当選数を25,000曲となっていると推測できる。
     
  2. 彼の分析のうち、2番、3番は、キャンペーンの仕組み上あまり現実味が感じられない。
    私が推測する、“この手”の当選システムはこうなっていると思う。当選ナンバーは、事前にシリアルナンバーには、紐付けられていない。
    シリアルナンバーは、キャンペーン対象商品の購入者であることを確認する為のいわば、クッキーのようなものであり、重複当選を防ぐ役割を果たしている。当選ナンバーは、アクセスされた時にランダム(厳密には、なんらかのアルゴリズムがあるかもしれないが)に決まる。
    当選したときに、そのシリアルナンバーが当選ナンバーと紐付けられる。
     
  3. 彼の分析では、“1日に25,000曲当選しなければならない”があるので、アクセス数が少なければ、1日の終わりに残りの当選数が集中するであろうという事だが、逆に考えればこうなる。

    1日の始めに“先着25,000件”を当選させてしまったらどうだろう?
    すごく簡単な抽選システムができると思う。25,001件目のアクセスからは、一切当たらない。日付が変わったら0カウントにリセットされるので、また連続で当たりが集中する。しかしこれは、ありえない。ありえなさすぎる。また、1日の定義を午前0時を基準と考えているが、日付の更新が午前0時であるとは限らない。むしろアクセスの集中しやすい22時~2時前後は、サーバー側で更新するという事は、しないだろう。
     

では、どうすれば“当選確率”を高める事ができるかという事を考えてみよう。

  1. キャンペーン期間は76日間
  2. 1日の最大当選数は25,000曲
  3. キャンペーン期間中の最大当選数は、1,900,000曲

サーバーの抽選システムが、アクセスタイミングの重複を避ける仕様になっているとして、通常UNIXTIMEで最小単位となるミリ秒(1/1,000秒)をアクセスタイミングの最小単位として。

1日は86,400,000ミリ秒なので、当選確率は25,000/86,400,000 = 1/3,456 となる。
すなわち、3,456本のコカ・コーラを買い、3,456枚のブラウザでシリアル番号を全て入力済みにしたうえで、3.456秒以内に全てのシリアル番号を送信すれば、確実に1件以上の当選を獲得できる。

また、逆に考えれば3.456秒ごとに1曲当選していると考えられる。

ではその3.456秒に1の当選を勝ち取る為には、どうすればいいだろうか?
もちろん上記の3,456枚のブラウザで送信を一斉にというのは、現実的には不可能に近い作業なのでそれ以外の方法を考えてみる。

・・・・いや、無理だって。
逆に1回当たったら、その3.456秒後に送信するとかしたら、もしかしたら“連チャン”するかもしれないけど。

などと、いつもくだらない問題で、真剣に考えてしまう。こういう週末の過ごし方は、少し楽しいかもしれない。

現実 2.0 (Real 2.0)

HotWired JAPAN

HotWired JAPANに白田秀彰氏の「インターネットの法と慣習」というコラムがある。

全27回で今回、最終回を迎えたのですが、最後のタイトルが「現実 2.0」。

インターネット(Web)が2.0となって、じゃー現実(Real)はどうなったのか?という視点のコラム(なのかな?)

インターネットでは、ブログ、SNS、メールや掲示板など、現実のコミュニティが仮想現実へと置き換えられていき、マスメディア的な媒体を超えたところでWeb 2.0などと呼ばれるようになってなってきた。

今日のWeb 2.0の爆発的な拡がりが意味しているのは、その拡がりと同じスピードで現実(Real)が縮小している事を意味しているのではないかと思う。

コラムでは、自動車、テレビの普及が50年前のそれから大きな変化をもたらしたと説いている。
それまでの娯楽や旅行には、社会的なルールがあり、皆服装や振る舞いを整えていた。
それが、自動車、テレビの普及により家に居ながら、部屋着のままでも移動できたり、娯楽を楽しんだりできるようになったというわけだ。

おおよそ50年前、世界は変わった。乱暴な主張であることを承知でいえば、テレビと自家用車が世界を変えたのだろうと思う。夢を見る娯楽は昔からあった。でも、そのために人々は、外に出なければならなかったし、一箇所に集まる必要があった。そうすれば他人の目があるから、服装や振る舞いに関する社会的なルールに従わなければならない。自家用車がなければ自分の姿をさらしながら歩くか、乗り合いの乗り物に乗るほかない。そうすれば他人の目があるから、服装や振る舞いに関する社会的ルールに従わなければならない。そうした社会的ルールへの参加者全員による相互監視と評価が、社会的ルールの維持に貢献していた。

でも、テレビという娯楽は家庭的かつ私的なものであって、裸で見ていようが、スウェットスーツを着て見ていようが、誰も咎めだてしないだろう。楽が一番だ。移動手段が自家用車になってしまえば、普段着で遠出しても気にならなくなるだろう。楽が一番だ。「ああ、ずいぶん遠くまで来た」という気分になったとしても、実際にはスナック菓子を食べながらずーっと座っていて、数分しか歩いていないかもしれない。いったんそういう「あり方」が容認され、ましてやそうした「あり方」自体がファッション化してしまえば、かつて存在していた規範は崩壊する。だから、家族全員でスウェットスーツを着て、サンダルを履いて、車内テレビを登載した大型のワンボックス・カーで近所のファミリー・レストランにやってくる家族が、もっとも現代的かつリアリティのある家族像になっている。

そしてコラムの締めは、「社会はハックできる」。

仮想現実(インターネット)(Web)がハックできる事に対し、現実(Real)もハッキングできるというわけだ。

もはやこの時点で、「現実⇒仮想現実」の流れが、「仮想現実⇒現実」とインタラクティブな作用に変わっている点に着目したい。
どちらが先かと言う事よりも、どちらも私達が作り上げた結果のカタチだという事を認識していればOKなのかも。

作り上げられたものであれば、作り直すことも可能で、新たに創造することも可能なのだ。

ただほとんど多くの人々は、作り上げられた枠(Web⇒HTTPの仕組み、現実⇒法律等の規則)の中で、作られた仕事をし、ブログを投稿し、コミュニケーションを楽しんでいる。

例えば、学校のカリキュラムに従い、毎日決まった時間に学校へ集まり、決まった時間に授業として知識を蓄え、仕事を覚えるということ。
それの何が悪いのかと言えば、何も悪くないし、それが“普通”だと思う。

しかしながら、これらの枠組みで育つ人たちは、枠を超える事はない。
それはすなわち、極端な言い方をすれば、それらの人々の中からは制度改革には繋がらず、新しい変化をもたらすことは無いと言える。
いわば、保守派の人や利用者を集めたい人にとって、都合の良い人が出来上がる仕組みなわけ。

現実2.0(Real 2.0)には、全ての人が有能なハッカーになる必要はないが、小さなハックを作ればいいんだと思う。

もちろん、今日はじめてプログラム言語の勉強を開始した人がすぐにハッカーになれるわけではない。せいぜい画面上に Hello World! と表示させるくらいしかできないだろう。しかし、最初に Hello World! を表示させなかった人は、永久にハッカーになれない。小さなハックの組み合わせが、複雑なシステムを作り上げていき、巨大な GNU/Linux体系を現実のものにした。私たちが希望のもてる新しい現実を作り上げることも実は簡単にできる。みんながハックすればいい。そのためには、まず、商品を売り込むために作り上げられた、絶望と幻想から成る悪夢のセットから離れなければならない。売り物の夢を遮断して絶望的に醜悪かつ退屈な世界を素直に眺めてみるんだ。そうすれば、片付けなければいけない部屋も、梳かさなければならない髪も、着替えなければいけないシャツも見えてくるだろう。

「そんなことで、現実が変わるなんて信じられない」と言いたくなるだろう。でも、そこから変えなかった人間は、現実を自分の望む方向に変えることなんて永久にできっこない。ハッカーになろうよ。一緒に現実2.0を作ろう。連絡をまってる。

できることをやればいいんだ。

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