ファイルサーバーをタワー型からメロン箱型へ

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(ファイルサーバーとして使うには)無駄にやかましく、放熱もバカにならない DELL XPS 420 から、コンパクトな HP ProLiant MicroServer へ移行しました。

ProLiant MicroServer のいいところ。

とにかくちっさい!それでも、HPのちゃんとしたサーバー!
本体が4GBメモリに、500GBHDDで、15,000円くらいと格安っ
これに、オプションのリモートアクセスカードを追加して、キーボード、マウス、ディスプレイ無しで運用OK。

一応、セットアップの様子を

まずは、XPS 420 から HDD を全部取り出します。
で、取り出した HDD に HP ProLiant MicroServer 用のマウンタを取り付けます。

マウンタ固定用のネジとドライバーは、サーバーパネルの裏に用意されているので、工具の用意が全く不要なのもポイント高し!
(写真のドライバーは、XPSからHDDを取り外すのに使いました)

free NAS をUSBメモリにインストールして使います。
XPSでは、USB起動ができなくて、無駄にHDDを一台専有してしまっていたので、これは嬉しい。
もはや、こうしろと言わんばかりの内部USBソケット!

今回、MicroServer には、DVDドライブ無しで買ったので、OSイメージをリモートで接続します。
リモートアクセスカード経由で、接続します。

私の場合、iMacなので、物理的なDVDドライブそのものがないので、ダウンロードしたISOイメージファイルを仮想環境のWindows8.1にマウントし、そのWindowsからMicroServerのvKVMにマウントするという、二段階の仮想マウントです。

ひと通り、セットアップが終わったら、パネルを閉じます。

大きさ比較

corega の4ベイ外付けドライブを横に並べてみた。

ちなみにMicroServerは、ちゃんとゴム足なのですが、coregaの方は、ちゃっちいプラ足なので、HDD駆動時のビビリがひどいです。その為、coregaの方には、耐震ジェルを下に敷いてます。

ZFSが面白い

冗長性に優れたZFSを使用します。
RAID6に似た仕組みでありつつ、HDDをいつでも追加可能という、イイトコどりなファイルシステムです。
ただ、ダブルパリティの為、HDD容量は、500GBが4台で、900GB弱になります。
RAID10よりもちょっと少なくなります。

XPS 420 のここがダメだった

そもそもサーバーではなく、ワークステーションだ。
起動も早く、空冷に優れたBTX仕様で、動作は安定している。
スペックは高いが、静音性、発熱の多さにまいった。
筐体も大きく、空冷仕様も優れているのに、サーバーとして動かした場合の発熱がちょっと我慢ならないレベル。
おそらく、このままだと、夏を乗り切るのは難しいんじゃないかと。
メインマシンとして使ってたころも、夏場はかなり挙動がおかしくなることが度々あったし。
やかましい
個体差かもしれませんが、このXPS 420には、HDDの振動でケースがビビる事例があります。私のXPS 420 ももれなくこのケースにあたってます。
本体とケースのアタリに、フエルトシートを貼ってみたりしましたが、だんだんビビリ音が大きくなっていきます。

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